8月の鎌倉を満喫できるイベントや名所をピックアップ!

夏本番を迎えた8月の鎌倉では、歴史あるお祭りが開催されます。
また、美しい夕日や蓮の花など自然豊かな景色が楽しめるのも、魅力の一つです。

そこで本記事では、鎌倉で8月に開催されるイベントとおすすめの観光スポットを紹介します。
「鎌倉で開催されるお祭りが気になる」「観光スポットで、夏ならではの絶景を心ゆくまで楽しみたい」とお考えの方は、ぜひ最後までお読みください。

8月に鎌倉で開催されるイベント

8月の鎌倉では、多くの観光客で賑わうイベントが数多く開催されます。
ここでは、ぼんぼりの美しい灯りを楽しむぼんぼり祭をはじめとする、3つのイベントを紹介します。

 

ぼんぼり祭

ぼんぼり祭は、鶴岡八幡宮で3日間にわたって開催されるお祭りです。
毎年、立秋の前日から8月9日までの3~4日間で行われ、開催中は多くの人で賑わいます。

境内には数多くのぼんぼりが飾られており、鎌倉にゆかりのある著名人の書画も参道に並びます。

ぼんぼり祭は、美しいぼんぼりが飾られるだけではありません。
日中には、無病息災や五穀豊穣を願う神事も催されます。

イベント詳細

開催日時 2024年8月6日(火)~8月8日(木)
開催地 鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31)
アクセス JR横須賀線/JR湘南新宿ライン「鎌倉駅」東口から徒歩10分/江ノ島電鉄「江ノ電鎌倉駅」から徒歩10分
料金 無料

夏越祭

ぼんぼり祭は、立秋前日の夏越祭から始まります。
夏越祭は昭和13年に開始された、立秋祭や実朝祭よりも長い歴史をもつお祭りです。
こちらのお祭りでは、半年のあいだに溜まった邪気をはらう“夏越の祓”が源平池で行われます。
その後、参道では、天下泰平や五穀豊穣を祈る“茅の輪くぐり”が催されます。

また、巫女によって奉納される“夏越の舞”も、見どころの一つです。

立秋祭

立秋の当日に行われる立秋祭は、昭和25年から始まりました。
夏が無事に終わったことを感謝し、実りの秋の訪れを奉告します。
御神前には、神域で育てられた鈴虫が供えられます。

実朝祭

実朝祭は、源実朝の誕生日に執り行われる、彼の遺徳をしのぶお祭りです。

源実朝は歌人としても有名で、“金槐和歌集”を残した人物として知られています。
実朝祭では、彼が文芸の才能に秀でていたことにちなみ、例年、俳句会や短歌会が開催されます。

選ばれた俳句や短歌が神前に献上される、神聖なお祭りです。

 

黒地蔵縁日

覚園寺では、毎年8月10日に黒地蔵縁日として、この世を去った方々への冥福を祈る“施餓鬼会法要”が執り行われます。
黒地蔵とは、境内にある地蔵堂の本尊である木造地蔵菩薩立像のことです。

午前0時頃から正午までのおよそ12時間、境内から休みなく慰霊のお経が響きます。
提灯や灯籠の明かりに灯された境内は、思わず背筋が伸びるような、厳かな雰囲気です。

年に1回の縁日とあって、露店も多くの人で賑わいます。
“井上蒲鉾店のおでん”や“パラダイスアレイのパン”、“塗香(ずこう)”という粉末のお香などが販売されます。

6時から朝粥も販売されるので、混雑する時間を避けて朝から参拝するのもおすすめです。

イベント詳細

開催日時 2024年8月10日(土)
開催地 覚園寺(神奈川県鎌倉市二階堂421)
アクセス JR横須賀線「鎌倉駅」から「鎌倉宮(大塔宮)」行バスに乗車「大宮塔」バス停下車・徒歩10分
料金 拝観料:500円

 

江の島灯籠

江の島灯籠は、毎年7月半ばから8月末まで開催される、夏の地域振興を目的とした光のイベントです。
江の島シーキャンドルと江の島サムエル・コッキング苑を中心に、江島神社などの観光名所でもライトアップが行われ、江の島が幻想的な雰囲気に包まれます。

また、大小1,000基ほどの灯籠も、江の島一帯に設置されています。

江島神社の瑞心門から辺津宮まで続く照明演出は、“江島縁起”や“むすびの樹”、“むすびの絵馬”といった、江の島誕生の伝承から着想を得ており、目を奪われる美しさです。

暑さが少し和らいだ夜に、ライトアップされた江の島を散策してみてはいかがでしょうか。

イベント詳細

開催日時 未定
開催地 江の島一帯の予定
アクセス 江ノ島電鉄「江ノ島駅」から徒歩約25分
料金 未定

 

8月の鎌倉でおすすめの観光スポット

ここからは、8月の鎌倉でおすすめの観光スポットを紹介します。
避暑地として人気の“陰陽の滝”や、美しい夕日を望む“稲村ヶ崎公園”など、絶景が楽しめる名所をピックアップしています。

 

陰陽の滝

陰陽の滝は、鎌倉の住宅地にたたずむ称名寺の境内にあります。
818年に弘法大師空海が創建した、円宗寺というお寺を再興したものです。
境内には陰陽の滝のほか、不動堂や大日如来像もあります。

本堂を進むと、石段下の脇から陰陽の滝に至る分岐路が現れます。
その分岐路を道なりに進み、奥に見えるのが陰陽の滝です。

陰陽の滝は“男瀧”と“女瀧”、大小2つの滝に分かれています。
男瀧は、滝壺まで、水が糸のようにまっすぐ落ちていくのが特徴です。
滝の周囲は木々に囲まれているため、空気が澄んでおり、避暑地としてもおすすめです。

女瀧は男瀧よりも小さく、1mほどの高さとなっています。
水の勢いはそれほど強くないので、参拝者の方は女瀧で手を清めています。
地面はぬかるんでいるため、手荷物は下に置かなくてよいものを選び、汚れてもよい靴を履いて参拝するのが安心です。

また、陰陽の滝は“天園ハイキングコース”につながっており、そこではおよそ3.5kmにわたる“鎌倉アルプス”が楽しめます。

スポット詳細

住所 称名寺(神奈川県鎌倉市今泉4丁目5-1)
アクセス JR「大船駅」東口から江ノ電バス「鎌倉湖畔循環」行バスに乗車「今泉不動」バス停下車・徒歩5分
料金 無料

 

稲村ヶ崎公園

稲村ヶ崎公園は、目の前に海が広がる景勝地です。
江の島や七里ヶ浜、空気が澄んだ日には富士山も鑑賞でき、見晴らし抜群です。

こちらの公園は、夕日が綺麗なことで知られています。
周辺に視界を遮るものがなく、鎌倉のなかでも1、2位を争う夕日の名所です。

江の島シーキャンドルに向かって夕日が沈んでいく“ダイヤモンド江の島シーキャンドル”は、ダイヤモンド富士に並ぶ絶景です。

スポット詳細

住所 稲村ヶ崎公園(鎌倉市稲村ガ崎1-19)
アクセス 江ノ島電鉄「稲村ヶ崎駅」から徒歩5分
料金 無料

 

光明寺

光明寺の大殿は鎌倉最大級の木造建築で、国の重要文化財に指定されています。
大殿北側にある記主庭園の池には、蓮が植えられています。
赤と白の花が咲き乱れる光景は、思わず息を呑む美しさです。

毎年夏に開催される、“蓮の観覧会”に参加するのもおすすめです。
境内では、朗読会やコンサートが開かれますが、参加できる人数に上限があります。
7月上旬から光明寺の公式サイトで申し込みできるので、興味がある方は忘れずにお申し込みください。

スポット詳細

住所 光明寺(神奈川県鎌倉市材木座6-17-19)
アクセス JR・江ノ島電鉄「鎌倉駅」東口から「小坪経由逗子駅」行バスに乗車「光明寺前」バス停下車
料金 入場料:3,000円

夏真っ盛りの鎌倉で歴史あるお祭りと美しい景色を楽しもう

今回は、夏に鎌倉で開催されるお祭りや、美しい景色を堪能できる観光スポットを紹介しました。

夜の鎌倉を幻想的な雰囲気で包み込む“ぼんぼり祭”や“江の島灯籠”は、毎年多くの観光客を魅了しています。

日中の鎌倉は暑いので、熱中症予防として、こまめに水分を補給してください。

長谷駅から歩いて1分ほどの場所にあるKEY MEMORYでは、老若男女を問わないシンプルなデザインのアイテムを数多く販売しています。
鎌倉観光の際は、ぜひお立ち寄りください。

 

店舗情報

キーメモリーカマクラストア1
住所
神奈川県鎌倉市長谷2-15-7
電話番号
0467-81-7682
営業時間
10:00~17:00
定休日
なし