寒い冬に役立つアウターのなかでも、ダウンジャケットと中綿ジャケットにどのような違いがあるのか気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
寒い冬を乗り越えるためにも、できるだけ暖かいアウターを選びたいですよね。
そこで本記事では、ダウンジャケットと中綿ジャケットそれぞれの違いや最適な製品の選び方などを紹介します。
アウター選びにお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。
ダウンジャケットとはなに?
ダウンジャケットとは、羽毛を用いたアウターであり主に水鳥の羽が使われています。
羽毛は非常にふわふわしており、羽軸がなく柔らかで軽いことが特徴です。
人工繊維とは違い、羽毛は水鳥1羽から5~10gほどしか摂取できないといわれているため、非常に貴重だといえるでしょう。
また、羽毛には毛が絡まないという特徴があり、吸放湿性に優れた素材なので温度調節機能も高いというメリットもあります。
空気を溜め込める特性を持っており、断熱保温材の役割となります。
ただし、ほとんどの商品は水に濡らすとしぼんでしまうため、自宅で洗濯できない商品が多いです。
汚れが気になったらクリーニング店に持っていきましょう。
中綿ジャケットとはなに?
アウターの1つである中綿ジャケットとは、ポリエステルやコットンなどの人口繊維で作られた綿を使って作られているアウターです。
保温性を高めるため羽毛の代わりとして使われることもあります。
中綿ジャケットは水に強く、自宅でも洗濯が可能です。
防水加工がされている物も多いので、雨や雪などの水に濡れても乾きやすい特徴を持ち、防寒性に優れています。
水鳥1羽から得られる羽毛の量が少ないため、羽毛が用いられているダウンジャケットは高価になる傾向があります。
人工的に作られた素材が使われている中綿ジャケットは、比較的リーズナブルな価格で購入することができます。
また、保温効果は抜群で、寒い季節を乗り切るには最適なアウターです。
ダウンジャケットと中綿ジャケットの違い
ここからは、ダウンジャケットと中綿ジャケットそれぞれの違いを紹介します。
違い①軽量性
1つ目の違いは、ジャケットの軽さです。
ダウンジャケットに使用されている羽毛は、非常に軽いものとなっています。
一方で、中綿ジャケットはポリエステルやコットンなどの人工的な繊維を用いているため、羽毛ほどの軽さはありません。
購入する際に、軽量性を重視する方はダウンジャケットを選ぶことをおすすめします。
ただし、ある程度の軽量性を考えてコストを少し抑えたい方は、中綿を選びましょう。
違い②保温性
2つ目の違いは保温性です。
ダウンジャケットは羽毛を使っているため、多くの空気を含んで保温性が高くなります。
一方で、中綿ジャケットはポリエステルやコットンなどの人工的に作られた素材を使用しているため、保温効果が薄いと感じる方もなかにはいらっしゃいます。
その点、ダウンは多くの羽毛を使用して作られているため、暖かく着こなすことができます。
ただし、中綿でも最近では保温性が高い商品も続々と販売されているため、着比べをして違いを実感してみることをおすすめします。
ダウンジャケットか中綿ジャケットで迷った際に判断するポイント
ダウンジャケットと中綿ジャケットのどちらを購入すればよいか迷ったときに、判断するポイントを2つ紹介します。
ポイント①着膨れ
1つ目のポイントは、着膨れして見えないかどうかです。
ダウンジャケットの種類によっては、多くの空気を含んでいるため着膨れして見えやすいです。
中綿ジャケットは、広がりづらい人工繊維が入っているので、着膨れしにくくシルエットをすっきり見せることが可能です。
しっかりとした防寒で保温性を重視したい方はダウンを選び、保温性は重視したいが着膨れしたくない方は、中綿ジャケットを選びましょう。
ポイント②メンテナンスの方法
2つ目のポイントは、メンテナンスの方法です。
ダウンジャケットのほとんどは、水に弱いため自宅でもメンテナンスが難しいとされていますが、中綿ジャケットは自宅の洗濯機で簡単にメンテナンスを行うことが可能です。
クリーニングでしっかりとメンテナンスを行いたい方はダウンジャケット、自宅で簡単にメンテナンスを行いたい方は中綿を選ぶとよいでしょう。
ダウンジャケットの選び方
ダウンジャケットの選び方は、主に3つあります。
以下に、3つの選び方をまとめました。
選び方①目的に合わせる
1つ目の選び方は、着る目的に合った製品を選ぶことです。
ダウンジャケットは、羽毛の含有量によって保温効果が変わります。
たとえば、羽毛が多く含まれている製品を選んでしまうと、屋内で遊ぶときや車や電車にいる時間が長いときに暑いと感じる可能性があります。
外を歩く時間が短い場合には羽毛の含有量が少ないものを選び、外を歩く時間が長い場合には、羽毛の含有量が多い商品を選ぶことをおすすめします。
選び方②機能性を重視する
2つ目の選び方は、ダウンジャケットのさまざまな機能性を重視して選ぶことです。
主に、確認しておきたいジャケットの機能は、「保温性」「耐水性・防水性」「通気性」の3つです。
それぞれの詳細を解説します。
保温性
確認しておくべき機能の1つに、保温性があります。
保温性が高い商品を選びたい場合は、「フィリングパワー」とも呼ばれるかさ高の数値を確認しましょう。
数値が高いほど、含まれる空気も大きく保温性も高いとされています。
一般的には、600~700フィルパワーは良質とされているので保温性の高さを求める場合は、600フィルパワー以上を選ぶことをおすすめします。
耐水・防水性
確認したい機能として、耐水性・防水性の高さがあります。
水に弱いダウンですが、なかには耐水性や防水性が高いものも販売されています。
そのため、雨や雪がよく降る地域での着用を考えている方は、耐水性・防水性の高い商品を選ぶようにしましょう。
通気性
ダウンジャケットは着ているうちに体温が上がって、着用中に汗ばむ可能性も考慮して通気性も確認しましょう。
保温性の高い商品は、気温の高い日や屋内で着用すると、汗ばむことがあります。
そのため、通気性が高い物を選ぶことも大切です。
最近では、袖を絞れたり緩めたりと温度調整がしやすいような工夫がされている物も販売されているので、一度確認してみるのもよいでしょう。
選び方③着用した時の見栄えを確認する
3つ目の選び方は、着たときに着ぶくれして見えないかどうかを確認することです。
ダウンジャケットは、羽毛が空気をため込むので着膨れしやすいです。
そのため、サイズが大きいものを買うとより着膨れして見えてしまいます。
一度試着をして自分にあったサイズを選ぶことを、おすすめします。
中綿ジャケットの選び方
最適な中綿ジャケットを選ぶ際のポイントを3点紹介します。
選び方①防寒性の高さ
1つ目の選び方は、防寒性が高いかどうかを意識することです。
ダウンジャケットと比べるとどうしても防寒性が劣ってしまうため、防寒性を高くするために熱反射や吸湿発熱といった機能を搭載させている商品もあります。
使われている素材の機能も確かめて、ジャケットを選ぶことをおすすめします。
選び方②防水加工が施されている
2つ目の選び方は、防水加工が施されているかです。
中綿ジャケットはダウンと比べて水に強いといわれていますが、さらに防水加工された製品もあります。
防水性加工をしている商品を選ぶことによって、水に濡れても体が冷やしづらくするでしょう。
選び方③吸水速乾性の高さ
3つ目の選び方は、吸水性がよく速乾性が高いかどうかを確認することです。
吸水性がよく速乾性が高い製品は、汗をかいた際に蒸れにくいという特徴があります。
そのため、長時間歩くときや運動した後でも蒸し暑さが軽減されるので、気持ちよく過ごすことができます。
おすすめの中綿ジャケット
鎌倉メイドのKEY MEMORYのおすすめ中綿ジャケットをご紹介します。
Padding jacket ( ¥13,200 )
毎年人気のKEY MEMORYの人気中綿ジャケットの2021年秋冬モデルです。
今冬の中綿ジャケットは、フードの付いたトップスを合わせやすく、且つ防寒性の高いトレンドの立ち襟が特徴。
すっきりとした切り替えのないシンプルなデザインでカジュアルさやスポーティーさが抑えられているので、女性がスカートやワンピースを合わせても可愛く着用していただけます。
裾や手首はゴムが入っていてしっかりと絞ってあるので、冷たい空気が侵入していくることもありません。
また、たっぷりの中綿と防風機能を兼ね備えているので、防寒性もばっちり。
寒い冬の長時間の外出や、冷たい風を受けるような状況にもおすすめです。
ダウンジャケットと中綿ジャケットには保温性や軽量性などの違いがある
いかがでしたでしょうか?
ダウンジャケットは水鳥の羽毛を使用した天然素材で作られており、中綿ジャケットはポリエステルやコットンなどの人工繊維で作られています。
天然素材で作られているダウンジャケットは、保温性や軽量性が良質で温度調節機能も高い特徴があります。
一方、人口繊維で作られている中綿ジャケットは、水に強くメンテナンスをしやすい特徴をもち、比較的低価格で買うことが可能です。
ダウンジャケットは目的や機能性・サイズなどを確認して選び、中綿ジャケットは防寒性や防水性・吸湿速乾性などの機能を確認して選ぶとよいでしょう。
KEYMEMORYでは、寒い冬を乗り越えるための防寒アイテムが揃っています。
新しく購入を検討されている方は、お気軽にお問い合わせください。
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