ファッショニスタから支持されている“ビッグシルエット”は、現在もトレンドとして多くの方が取り入れています。
しかし、なかには「どうやって着ればよいのだろう……」と悩み、無難すぎるコーディネートから抜け出せない方もいらっしゃるかもしれません。
本記事では、ビッグシルエットの着こなし方や、男女別におすすめのアイテムをご紹介します。
普段のコーディネートに新しい風を吹かせたい方は、ぜひご覧ください。
トレンドど真ん中！ビッグシルエットの魅力
ビッグシルエットの魅力はズバリ、“こなれ感”です。
ここ数年はメンズ・レディースともに、ジャストサイズよりも少し大きめのサイズを着用するのがトレンドになっています。
ゆったりとしたラフなサイズ感が、カジュアルでリラックスした雰囲気を醸し出します。
“大人の余裕”をアパレルから取り入れるには、ビッグシルエットが大本命といえるでしょう。
ビッグシルエットの着こなし方
ビッグシルエットを着こなすには、装飾のないシンプルなアイテムを選びと、着丈と身幅のバランスのとれたシルエットの2点を意識することです。
ビッグシルエットのアイテムは、装飾のないシンプルなものが最適です。
柄が目立つ個性的なものは、少なからず子どもっぽい印象を与えてしまいます。
その点、シンプルなアイテムであれば洗礼された都会的な雰囲気を出すことができるので、男女問わずおすすめです。
着回し力も抜群なので、日々のコーディネートで悩む回数を格段に減らしてくれます。
さらに、着用した際のバランスやシルエットも重要です。
ビッグシルエットのこなれ感を出すには、着丈よりも身幅にゆとりを持たせることが鍵となります。
したがって、着丈の長すぎるトップスは、バランスが悪くだらしない印象を与えてしまうため避けましょう。
足が短く見える原因にもなってしまうので、おしりが半分ほど隠れる着丈を目安に選んでみてください。
【メンズ編】ビッグシルエットで取り入れたいアイテム
ビッグシルエットにぴったりなメンズのアイテムを、以下で具体的にご紹介しますので、コーディネートに取り入れてみてください。
トレーナー・スウェット
普段使いに重宝するトレーナーやスウェットは、厚めの生地で作られたものを選べば、無地でも部屋着のように見えません。
大きめで重厚感があること（ヘビーウェイト）で、ラフな要素が強いのにもかかわらず、スマートな印象を与えるからです。
また、白いカットソーを下にレイヤリングすれば、抜け感を演出できるので、カジュアルな要素も加わります。
カジュアル・ストリート系統の場合はカーゴパンツ、きれいめ系統の場合は、ストレートのテーパードパンツを合わせるとバランスがとれるでしょう。
Tシャツ
春から夏、秋にかけて大活躍するTシャツは、何枚持っていても損はない定番アイテムですよね。
ほどよくゆとりがあるため、通気性が良く動きやすいのも魅力の一つです。
サイズ感は身幅に余裕があるのはもちろん、肩がドロップショルダーになっているものがトレンドです。
定番の白や黒といった無地でもよいのですが、少し遊び心をきかせてロゴの入ったものや、ピンクやブルーといった爽やかなカラーを取り入れると顔色が明るくなります。
コーディネートの主役になるTシャツは、思い切ってフレッシュなカラーに挑戦してみてください。
ワイドデニム
カジュアルアイテムの定番であるデニムも、ゆったりとしたワイドなシルエットが大人気です。
5年ほど前までトレンドだったスキニーデニムは、少々野暮ったい印象を与えてしまうかもしれません。
「カジュアルすぎるのはちょっと……」という方は、濃いインディゴブルーのデニムを取り入れてみましょう。
きれいめで落ち着いた雰囲気を出すことができるので、非常におすすめです。
【レディース編】ビッグシルエットで取り入れたいアイテム
ビッグシルエットのアイテムを女性が取り入れると、「体型がほどよくカバーされて細見えする」という、うれしい効果があります。
ここからは、女性向けビッグシルエットアイテムをご紹介します。
ジャケット
季節問わず、コーディネートを品よく格上げしてくれるのが、ジャケットです。
カジュアルにもきれいめにも合わせられることから、1枚持っておいて損はないアイテムですよね。
そんなジャケットもジャストサイズでかっちりと着るよりも、少々大きめにラフに着るのがトレンドです。
着丈が長く、おしりが隠れるくらいのものを迷わず選んでみてください。
体型がカバーされるだけでなく、こなれ感も醸し出せるので、シーズン問わず大活躍すること間違いありません。
シャツ
メンズのイメージが強いビッグシルエットのシャツは、女性が着ることによって華奢な印象を与えてくれる、優秀なアイテムです。
女性らしさを残して着こなすには、襟元のボタンを開けたり、袖をまくったりしてデコルテや手首をさりげなく見せることがポイントです。
ボトムは、細身のテーパードパンツやフレアデニム、タイトスカートなどを合わせて、縦のラインを意識すれば、すっきりとしたスタイルが完成します。
カーゴパンツ
メンズライクでスポーティーな印象を与えるカーゴパンツは、トレンド感満載のアイテムです。
女性らしさを残しつつ取り入れるには、いくつかポイントがあります。
トップスはノースリーブで健康的に肌見せして女性らしさを残し、足元はサンダルやミュールなどを履いて、軽さや抜け感を出してみましょう。
メンズライクなアイテムを主役に、女性らしいアイテムを合わせることによって、柔らかさのなかにパンチが生まれ、バランスのとれたスタイルができあがります。
もちろん、スニーカーや厚底ブーツを合わせて、王道のストリートスタイルを貫いてもかっこいいですね。
ビッグシルエットを取り入れる際に意識したいこと
ビッグシルエットのアイテムを上手に取り入れるには、以下で挙げる2つのポイントを意識します。
ビッグシルエットを取り入れる際に意識したい2つのポイント
- 単にサイズアップしただけのアイテムを着用しない
- 黒やグレーといった同じ色で統一しない
ビッグシルエットのアイテムは、トレンドに沿ってサイジングされたものを選ぶようにしてください。
流行しているからといって、いつものサイズより2～3サイズ上げたアイテムを買えばよいというわけでもないのです。
単にサイズを上げただけのアイテムを身に着けると、着丈や身幅だけでなく、肩幅や袖丈、ウエストといったすべてが大きくなってしまいます。
これでは、“洋服に着られている”残念な状態になり、ダサくだらしない印象を与えてしまうかもしれません。
また、全身を黒やグレーで統一した組み合わせは、大きなシルエットも相まってメリハリがない野暮ったい印象になります。
どうしてもオールブラックなどでコーディネートしたい場合は、小物やアクセサリーでほかの色を取り入れてあげるのがよいでしょう。
【番外編】コーディネートを意識する際に1番大切なこと
コーディネートを意識する際に忘れてほしくないのは、“ファッションは清潔感が命である”ということです。
シワや汚れが目立ったり、襟ぐりがヨレていたりしては、いくら人目を惹く素晴らしいコーディネートであっても台無しです。
不潔でガサツな印象を与える可能性も否定できませんから、着用前に鏡の前で入念にチェックしてくださいね。
ビッグシルエットは、サイズ感とバランスを吟味してコーディネートを組むことが肝心
本記事では、ビッグシルエットの着こなし方や、男女別のおすすめアイテムをご紹介しました。
ビッグシルエットは、サイズ感とバランスを間違わなければ、カジュアルでラフな雰囲気を残しながら、洗礼された印象を与えることができます。
ただし、ただ単に普段のサイズから2～3サイズ上げたアイテムを取り入れるのではなく、適切にサイジングされたものを選ぶようにしましょう。
KEY MEMORYは長谷駅から徒歩3分のところに店舗を構える、鎌倉生まれのアパレルブランドです。
メンズ・レディース問わず、幅広いアイテムを取り揃えていますので、鎌倉へお越しの際はぜひお立ち寄りください。
店舗情報
| 住所 | |
|---|---|
| 電話番号 | |
| 営業時間 | |
| 定休日 |
