12月に鎌倉へ行くなら必見!長谷寺で楽しめるイベント3選

美しい雪景色を求めて、冬の鎌倉に向かう方は少なくないでしょう。
この時期に鎌倉に行くのであれば、人気の観光地の一つである、長谷寺にも立ち寄るのがおすすめです。
長谷寺では、雪景色はもちろん、12月にしか開催されないイベントも楽しめます。

本記事では、長谷寺やその周辺で12月に行われるイベントをピックアップして紹介します。
「冬の鎌倉ならではの体験がしたい」という方は、ぜひ参考にしてください。

長谷寺は鎌倉屈指の観光スポット

長谷寺は、奈良時代に創建されたと伝えられている、鎌倉有数の歴史ある寺です。
“四季を通じて境内に花が絶えることのない寺”としても知られており、冬は梅や木瓜(ぼけ)、水仙などの花が訪れる人の心を和ませます。

年間を通して多くの参拝客が訪れる長谷寺ですが、特に12月はさまざまなイベントでにぎわいます。
次項では、12月に長谷寺で行われるイベントを見ていきましょう。

住所 神奈川県鎌倉市長谷3-11-2
拝観時間 通常期間8:00~16:30/延長期間(4月~6月)8:00~17:00
秋の夜間特別拝観開催期間8:00~19:00
アクセス JR線「鎌倉駅」からバスに乗車「長谷観音」バス停下車・徒歩5分/江ノ島電鉄「長谷駅」から徒歩5分
拝観料 大人 400円、小学生 200円、鎌倉市福寿手帳ご持参の方 200円

12月の長谷寺で開催されるイベント3選

12月の長谷寺で行われるイベントは、主に3つ挙げられます。
以下で、開催時期が早い順に紹介します。

観音御足参り・歳の市

毎年12月18日には、観音御足参り(かんのんみあしまいり)と歳の市が行われます。

観音御足参りとは、本尊である十一面観世音菩薩の御足に直接触れて参拝することです。
十一面観世音菩薩は、普段は参拝客が立ち入ることのできない、観音堂の奥に安置されています。
しかし年に1回、観音御足参りが開催される12月18日だけは、観音堂への立ち入りが参拝客にも許されるのです。

また参道では、観音御足参りと同時に歳の市が開かれます。
だるまや熊手といった縁起物のほか、飲食物などを販売する露店が並び、買い物が楽しめます。

「鎌倉を観光するなら特別なことを体験してみたい」とお考えであれば、観音御足参りと歳の市は、うってつけのイベントです。

奉納餅つき会

奉納餅つき会は、新年に御宝前へ供える餅を準備するため、12月下旬頃に境内で行われるイベントです。
ついた餅は、午前と午後に分けて参拝客にもふるまわれます。
12月の終わりに鎌倉を観光する際は、ぜひ長谷寺にも足を運んで、うすと杵を用いた餅つきの迫力を感じてみてはいかがでしょうか。

除夜会

1年の締めくくりである12月31日に開催されるイベントが、除夜会です。
この日は通常通りの時間に一度閉山したあと、23時に再び門が開かれます。

除夜会の見どころは、約6,000個のローソクが大晦日の夜を彩る、万灯祈願会(まんとうきがんえ)です。
23時に開門したあとの境内には、火の灯ったローソクがずらりと並べられています。
ローソクの柔らかい光が作り出す幻想的な光景は、まさに圧巻のひと言です。

除夜会では、大晦日ならではの除夜の鐘をつく体験もできます。
なお、除夜の鐘をつくためには、事前に申し込みが必要です。
申し込み方法は現状のかたちから変更となる可能性もありますので、ご希望の際は公式Webサイトにて、最新の情報を確認するとよいでしょう。

長谷寺でイベント以外も楽しめるスポット4選

長谷寺の魅力は、季節のイベントだけではありません。
ここでは、年間を通して楽しめる長谷寺の施設を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

観音ミュージアム

長谷寺の境内にある観音ミュージアムは、もともと宝物館だった建物を利用した、観音菩薩を主題とする博物館です。
観音像や梵鐘など、長谷寺だからこそ保管できていた貴重な品々が、数多く展示されています。

館内には、映像やタッチパネルを駆使した、丁寧な解説も用意されています。
今まで仏教にあまりふれてこなかった方も、理解を深めつつ館内を巡れるでしょう。

住所 神奈川県鎌倉市長谷3-11-2(長谷寺境内)
受付時間 9:00~16:00(閉館16:30)
入館料 大人 300円、小学生 150円
※長谷寺拝観料は別途必要

お食事処 海光庵

参拝の途中でお腹を満たしたいときは、本堂に向かって左手にあるレストラン、海光庵がおすすめです。
おいしい料理はもちろん、息を吞むほど素晴らしい由比ガ浜の景色も堪能できます。

海光庵は、精進料理をもとにメニューが考案されていることが特徴です。
野菜のみを使用した料理のほか、スイーツやドリンクなども用意されているので、参拝の合間に一息つけますよ。

住所 神奈川県鎌倉市長谷3-11-2(長谷寺境内)
営業時間 10:00〜16:00

お休み処 てらやカフェ

てらやカフェは、長谷寺の門前にある駐車場に隣接しています。
海をイメージした店内は明るい雰囲気になっており、参拝や鎌倉観光の休憩にぴったりの場所です。

店の自慢は、厳選した豆を使用したコーヒーです。
ミルクとの相性もよく考えられており、メニューの一つであるカフェラテは好評を博しています。
鎌倉散策に疲れたときは、ぜひお立ち寄りください。

住所 神奈川県鎌倉市長谷3-11-2(長谷寺門前)
営業時間 10:00〜16:00

なごみショップ

てらやカフェには、なごみショップというグッズショップも併設されています。

店頭で出迎えてくれるのは、見ていると思わず頬が緩んでしまいそうになる、優しい笑みを浮かべた“和み地蔵”です。
店内には、巾着袋やキーホルダーなどの和み地蔵のグッズが並べられています。
長谷寺を訪れた記念に、気に入ったグッズを購入してみてはいかがでしょうか。

住所 神奈川県鎌倉市長谷3-11-2(長谷寺門前)
営業時間 10:30〜16:30

長谷寺から少し足を伸ばして行ける12月のイベント2選

鎌倉で12月しか楽しめないイベントは、長谷寺以外の場所でも開催されています。
以下では、長谷寺から少し足を伸ばして行けるスポットを紹介します。

湘南の宝石

長谷寺から電車で30分ほどの場所にある江の島では、冬の時期だけ“湘南の宝石”というイルミネーションイベントが開催されます。
このイベントでは、江の島シーキャンドルを中心に、駅や弁財天仲見世通りなども含めた広範囲が幻想的な光によって彩られます。

輝く宝石のようなイルミネーションは、湘南の夜景との相性も抜群です。
関東三大イルミネーションをはじめとする、数々の夜景ブランドタイトルを獲得しているイベントであるため、一見の価値があります。

開催場所
(メインスポット)
江の島シーキャンドル
神奈川県藤沢市江の島2-3-28
営業時間 9:00~20:00(最終入場19:30)
※イベントによる営業時間延長あり
アクセス 江ノ島電鉄「江ノ島駅」から徒歩25分
入場料 大人 500円、小学生 250円
※江の島サムエル・コッキング苑入苑料は別途必要

御鎮座記念祭(鶴岡八幡宮)

鶴岡八幡宮は、長谷寺からバスを利用して20分ほどのところにある神社です。
ここでは、毎年12月16日に御鎮座記念祭(ごちんざきねんさい)が開催されます。

御鎮座記念祭とは、鶴岡八幡宮の本宮が現在の鎌倉市に遷座された日を記念した祭りのことです。
この日は17時から本宮にて神事が行われたあと、神楽が奏されます。
鶴岡八幡宮の創建から伝わるという、800年あまりの歴史をもつ神楽の幽玄さに、胸を打たれることでしょう。

住所 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
拝観時間 6:00~20:00
アクセス JR線「鎌倉駅」から徒歩10分/江ノ島電鉄「江ノ電鎌倉駅」から徒歩10分
拝観料 無料

12月は鎌倉の長谷寺でイベントを楽しもう!

今回は、12月に鎌倉に行くなら立ち寄りたい、長谷寺のイベントを紹介しました。

12月の長谷寺では、歳の市や餅つきのほか、1年でたった1日しか体験できない貴重なイベントも行われます。
予定を合わせて、訪れてみてはいかがでしょうか。

長谷寺でのイベントを楽しんだあとは、思い出を形としても残しておきたいところです。
鎌倉のファッションブランドKEY MEMORYが手がけた、ほかにはないオリジナル商品なら、それが叶います。
12月に鎌倉のイベントへ足を運ぶのであれば、長谷駅から徒歩1分の場所にある当店へ、ぜひお越しください。

 

店舗情報

キーメモリーカマクラストア1
住所
神奈川県鎌倉市長谷2-15-7
電話番号
0467-81-7682
営業時間
10:00~17:00
定休日
なし